デジカメは、EOS 5DとライカM8を使ってますが、
最近、5Dが12bitカラー、5D MK IIが14bitカラーなのに気がつきました。
12bitとは、2の12乗=4096階調なのですが、
14bitになると2の14乗=16384階調となります。
さらに、色はRGBですので三色で作られます。
12bit だと、R:4096×G:4096×B:4096=68G色(10の9乗)
14bitだと、R:16384×G:16384×B:16384=4398G色(10の9乗)
つまり、14bitと12bitでは 4398/68=64.7倍の階調性を持っていることになります。
一昨日知りました。ちょっとショックでした。
ちなみにコマーシャルプログラマーが使用しているフェーズワンとかリーフの
デジタルバックは16bit仕様となってます。
EOS 5D MKIIも発売から三年経過し、新モデルの噂も流れてます。
僕の予想としては、
1)画素UP
2)7Dのフォーカスシステムの移植
3)連射機能の向上
4)DIGICの改良
5)動画撮影の改良
で25万くらい。
1)画素UPは上位機種と同じく成るものと思われます。
何故かというと、同じくしないと生産効率が落ち、価格が跳ね上がります。
300DPIでA3入稿するためには2400万画素がいるらしいです。
2800万画素くらいかな? と考えています。
ちなみにインクジェットでは1000万画素もあれは十分です。
150DPIくらいしか出力出来ないためです。
A3でポスター作成しているプロの人以外は無駄な機能なんです。
だからニコンのD700は1280万画素なんです(多分)
2)これはありそうです。
フォーカスポイントを増やしてくるでしょう。
そしてフォーカススピードが上がる様です。
3)、4)これもありそうです。
5)動画はRAW撮影とフルハイビジョンだけだった撮影が選べるようになるらしいです。
RAW撮影以外はファームウェアの改良で対応するらしいです。
EOS 5Dシリーズをフラッグシップと勘違いされている人もいるようですが、
あくまでも、値段とバランスの取れた性能を持つアマチュア向けモデルです。
プロの報道カメラマンは1Dシリーズでしょうし、
プロのスタジオカメラマンはデジタルバックやライカSシステムの16bit機を使います。
あくまでも、EOS5Dシリーズは25万円前後でリリースしなくてはならない、
フルサイズのEOS KISSなんですね。
これ以上の性能をのぞむのなら、デジタルパックか1Dシリーズという選択になります。
以上を考えると、7Dのフルサイズ版にいくかどうかという感じがします。
7Dのフルサイズ版に完全にしてしまうと、1Dと機能が変わらなく成ってきます。
7Dより少し機能は落ちるかな、という所で決まるかな、と思います。
僕はもともとライカつかいですのでフォーカスポイントは真ん中の一点しか使いません。
と、いうわけでただいまEOS 5Dを処分し、5D MKIIを狙おうかな、と思ってます。
(新モデルが出ると5Dの価格がさらに下落しそうなので)
ただ、先立つものが無く、イラストレータCS4も手放します。
(あまり使ってないのですが、ちょっとさびしい)
この写真が最後の5Dとなります。

EOS 5D / Tamuron SP XR 28-75 F2.8