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再び初期型ズミルックス50mmF1.4テスト

今回はマニアックな話題で申し訳ありません。
ライカに興味の無い方は、読み飛ばしてください。

ライカ用のレンズは、F値が1.4のものは「ズミルックス」と呼ばれます。
ドイツ語の「素晴らしい~」を意味する接頭語のSummiと、光を意味するluxの
合成らしいです。

さて、昨年パリに行ったとき、
僕の持っている初期型ズミルックス50mm(内ギザです)で撮影したのですが、
ウワサに聞いていましたが絞り開放で撮影するとソフトフォーカスレンズの様になる、
ということでした。
実際に撮影すると、下の写真の様に確かにソフトフォーカスっぽくなります。
c0017469_22343548.jpg


そこで、再びテストをすることにしました。
前もテストしたのですが、手ぶれているようでよく分らないという感じでした。
今回は万全を期するため、昼間の撮影にしました。

テスト条件
フィルム:イルフォード PAN F50
天候:曇り  
F1.4の時、1/1000
F2.0の時、1/500
F2.8の時、1/250

○F2.8
c0017469_69239.jpg
c0017469_693454.jpg


○F2.0
c0017469_695999.jpg
c0017469_610967.jpg


○F1.4
c0017469_6103257.jpg

c0017469_6104334.jpg


テストしてみると、意外によく写るでは無いですか・・・
雑誌等で見てみると、1段~2段絞ると画質が向上、と書いてました。

確かに、F1.4ではなんとなくぼんやりしていますが、
F2まで絞ると多少のぼんやり感はありますが
僕の中では使用できるレベルとなりそう。
(実際に印刷やプリントしてないのでなんともいえませんが)

しかし、パリの写真と比べて差がありすぎる。

これは、画質低下の原因となるのが光がレンズ内で反射して起こる「フレアー」による
ものであるためだと思います。
フレアーとは、レンズに強烈な光が入ってきた時、
レンズ内で反射して全体がもやもやした像になることです。
フレアーが発生すると画質が低下します。

今回、昼間撮影してみると、パリの夜間とは違い強烈な輝度の差はありませんでした。

つまり、夜の明かりなどはフレアーは強くなってもやもやした写りになるが、
昼間は夜の明かりほど輝度差のある撮影は無いのでフレアーは弱くなり、
画質が向上したと言うことでしょう。

雑誌に載っている、レビューは輝度差の少ないところでの撮影なのでしょうなぁ。

フレアーが出たからといって、ダメかというとそうでもないのが写真の面白いところ。
1枚目のパリの写真は逆に雰囲気が出ていいな、と思ってしまう。
かといって、全部が全部もやもやするのも考え物。

ライカレンズが超高価なため、必然的にオールドレンズを使うことになりますが、
オールドレンズを使うということはいろいろと考えることが多いです。
悩みは多い、ああ~
by hassel_distagon | 2007-06-10 06:31 | Camera,Equipment