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暗室講座1 モノクロ写真のできるまで


 僕がモノクロを始めたのは、3年前でその頃はデジタル1眼レフカメラは普及していなく、みんなカラーでした。その頃は普通はカラーだよな、とか思ってました。今はあっという間にデジタル時代。モノクロをやっている僕ですらEOS
KISSデジタルを買ってしまった始末。更には、エプソンからモノクロ用のプリンターまで発売されました。しこしこと暗室にこもってモノクロをやる時代でもないのかも知れません。



 モノクロネガで思うのは、撮影した写真は手作りの良さが出ていて気持ちがいいということです。これがリバーサルになるとちょっと手作り感は消えます。さらにデジタルになると完全に手作り感は消えます。手作り感があることがいいことなのかどうかよく分りませんが、モノクロ写真では大事なファクターです。



 さて、ここから本題といきます。今回より暗室講座と題して、不定期で連載していきます。主に現像からプリントまでを書いてみようと思っています。大体が本に載っているので、本格的にやりたい方はそちらを見られるといいと思います。


 


○まず撮影



 どのような手順でモノクロ写真が出来上がるかというとまず撮影しなくてはなりません。最近のカメラは露出の精度はいいのですが、レンズがカラー設計になっており、ハイコントラストとなってしまいます。余りハイコントラストにするとプリントしずらいので注意が必要です。ネガ撮影の場合、適正露出とはできるだけたくさんの情報を与えることであり、リバーサルの様にただ一点が決まる、というわけではなく、あくまでもプリントしやすいネガを作るのが適正露出です。


 


○次に現像



 まず最初に暗室で「現像タンク」にフィルムを装填します。ここからは明るい部屋で作業できます。次に「現像液」を現像タンクに入れます。20℃で6~10分くらい。フィルムと現像液の種類で変わってきます。次に5%酢酸で現像を停止します。一般に「停止液」と呼びます。酢酸が結構すっぱいにおいがしますね。現像のにおいはこの酢酸なのです。次に「定着液」に入れます。1~5分くらい。定着液で、露光しなかったフィルムの乳剤を落とします。次に僕はフジのクイックウォッシュにつけます。これを行うとフィルムが綺麗に仕上がる気がします。最後は5分間水洗いし、乾燥させます。


 


○プリント



 丹念にフィルムについているごみを飛ばします。僕は前、タミヤのプラモデル用のエアブラシを使ってましたが、誰かに盗まれました。(返せ~)。フィルムと引き伸ばし機を引き伸ばし機にセットし、印画紙を露光させます。露光させた印画紙は、「現像液」「停止液」「定着液」「クイックウォッシュ」に入れ、最後に水洗5分間。


 



 こんな感じでプリントができます。次からは具体的な手順を書いていきたいと思います。あっ、次はいつだ!とかいわないように!


 


 


by hassel_distagon | 2005-09-20 20:16 | Dark Room